屋根のカバー工法ってなに?メリット・デメリットについて解説

2021.04.08


皆さま、こんにちは。
岸和田市・忠岡町を中心に活動しております、有限会社前田瓦工業です。

今回は、前回の「葺き替え」に引き続き、屋根工事の施工方法である「カバー工法」について解説いたします。

・カバー工法とは?
カバー工法とは、既存の屋根の上から軽い屋根材をかぶせる工法のことです。
葺き替えのように古い屋根材をはがす必要がないので、工事費や工事期間を抑えることができます。

・カバー工法のメリット
①工事費が抑えられる
カバー工法のメリットは一番は、工事費が抑えられるということです。
古い屋根をはがさないということから、屋根を処分するための費用がかかりません。
そのため、葺き替えに比べ、工事費用を抑えることができます。

②工期が短い
カバー工法は、葺き替えよりも作業工程が少ないため、工期が短いこともメリットの1つです。
できる限り、工事を早く終わらせてほしいという方にはカバー工法がおすすめです。

③断熱効果が上がる
カバー工法は、古い屋根にさらに屋根を重ねるため、屋根に厚みが増します。
この屋根の厚みが、建物の断熱効果を向上させます。
さらに、屋根に通気性を確保することで、冬は暖かく、夏は涼しいといった快適な生活を送ることができます。

・カバー工法のデメリット
①屋根が重くなる
カバー工法を行なうと、屋根が二重になるので、当然屋根が重くなってしまいます。
屋根が重くなることで建物への影響は、耐震性が低くなってしまうということです。
そのため、カバー工法を行なう際は、ガルバリウム鋼板などのできるだけ軽い屋根材を使用することをおすすめいたします。

②屋根の劣化が激しいと向いていない
古い屋根を下地に使うカバー工法は、既存の屋根の劣化が激しい場合、行えない可能性があります。
その場合、屋根をすべて取り替える葺き替えを行なう方が良いでしょう。

以上、今回は屋根のカバー工法のメリット・デメリットについて解説いたしました。
屋根工事は、「葺き替え」「カバー工法」それぞれメリット、デメリットがございます。
屋根の状態、お客様のご要望によって屋根工事は施工方法が変わります。
前田瓦工業は、お客様の屋根をしっかり診断して、どちらの施工方法が適正なのかをご提案いたしますのでご安心ください。
屋根の事でお困りの際は、まず当社にご連絡ください。

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