屋根の葺き替え工事ってなに?メリット・デメリットについて解説

2021.03.08

皆さま、こんにちは。
岸和田市・忠岡町を中心に活動しております、有限会社前田瓦工業です。

今回は屋根工事の施工方法の1つである「葺き替え」について解説していこうと思います。

・葺き替えとは?
葺き替えとは、瓦や金属板など、今ある屋根をすべて解体して新しい屋根を設置する工事のことです。
屋根瓦を剥がすので、屋根材の下に敷かれている防水シートや野地板など、普段お手入れのできない箇所も一緒にメンテナンス・修理することができます。

・葺き替えのメリット
①家の寿命が伸びる
屋根材だけでなく下地まですべて新しく取り替えるのが普通です。
そのため、葺き替えをすれば屋根そのものが新造され、建物を風から守る機能などが向上して、家そのものの寿命を延ばすことができます。

②家の外観を一新できる
屋根は家の外観の大部分を占めています。
屋根が変わるだけで、家の印象はガラッと変わります。
例えば、屋根を瓦からスレート屋根や金属屋根など素材を替えるなど、屋根葺き替えで家を一新してみてはいかがでしょうか。

③耐震性が向上する
屋根の葺き替え工事で、軽い屋根材に交換すれば建物の耐震性が向上します。
瓦屋根は、耐久性が高くメンテナンスの手間がかからなくて済むというメリットがありますが、建物の重心が高くなり耐震性に影響します。
ストレートなどの軽い屋根材に交換すれば耐震性の向上が期待できます!

・葺き替えのデメリット
①費用が高い
屋根塗装や屋根修理に比べて、葺き替えは屋根材を全て取り換えるため材料費が高くなってしまいます。
また、既存の屋根材・下地材なども処分が必要になります。
その屋根材などの処理にも費用がかかってしまうのが葺き替え工事のデメリットと言えるでしょう。

②施工中の雨漏り
もう1つ、葺き替えのデメリットは雨漏りです。
屋根が一時的に取り払われるので、施工中は雨漏りのリスクがあります。
お見積りや相談の際は、施工期間の天気などもしっかり考慮して決める必要があります。

以上、今回は屋根の葺き替え工事のメリット・デメリットについて解説しました。
屋根は普段見る機会が少ないため、どうしても劣化に気づきにくいものです。
長年、屋根のメンテナンスをしていないという方は一度屋根点検などを業者に依頼してみてはいかがでしょうか?

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